'07俺ベス 映画部門トップ１０

１０位　　パイレーツ・オブ・カリビアン　ワールズ・エンド

パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 2-Disc・スペシャル・エディション

３部作のラストってことでランクイン。
タコタコ星人が出てきてから、何だかローションたっぷりヌラヌラシーンばかりで若干気持ちが悪かったのですが、まあ、娯楽大作だし、何よりジョニー・デップのスパロウ船長が格好良かったので良いかと。
すんません、ウィル・ターナーに関してはそんなにオーランド・ブルームに思い入れがなかったのとスパロウ船長も甦ったというドラゴンボール的展開でまあ、生き返るんだろうと思ってしまったのでそんなに驚きも悲しみもありませんでした。

９位　　ゲゲゲの鬼太郎

ゲゲゲの鬼太郎 スタンダード・エディション [DVD]

笑わせて頂いたのでランクイン。
最初からくだらないことはわかっていたし、そのくだらなさを期待していたのである意味期待通り。
その中でも大泉くんとか西田敏行さんとか良い演技してたなあ。
『妖怪大戦争』のノリを踏んだ超展開で、空狐たちが影絵のキツネの手をやりながら「コン！」と返事するとか、小雪さん演じる天狐様のたっての望みが稲荷神社に油揚げ置けとか、いちいちツッコミどころが多いのですが、やはり一番秀逸だったのが、鬼太郎ハゲる！これしかないでしょう。
ウェンツもようやるわ。

８位　フラガール

フラガールスタンダード・エディション [DVD]

DVDで見ました。蒼井優ちゃんが良い演技してましたね。
「オラの人生オラが決める」と啖呵切るシーンとか感動しました。
しずちゃんの演技も思ったほど酷くなかったし、多少棒読みだったけど、しずちゃんなみの棒読みの自称女優さんはいっぱいいるよねー（毒）。
ちょっとハワイアンセンターに行きたくなりましたよ。
何より蒼井優ちゃんと松雪泰子さんの腹筋の素晴らしさに感動しました。
何故あのポーズから立ち上がれるんだ！

７位　ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

NEON GENESIS EVANGELION DVD-BOX ’07 EDITION

↑これは旧作だけどね。

これからの４部作に期待をこめて。
基本何も考えてない鶏脳なので、ああ、ちょっと違うな、やはり演出方法とか１０年経ったし変えてきたんだな、程度にしか思ってなかったのですが、帰ってからネットで調べてたら、まあ考察サイトが出るわ出るわ！
あのシーンにはそんな意味があったのかと！
やはりエヴァは面白いですね。
再びエヴァにはまってしまいましたよ。

６位　硫黄島からの手紙

硫黄島からの手紙 [DVD]

戦争ものなんて描いたら泣けるに決まってるだろうが！というツッコミはさておき、まあ感動しました。
ツッコミどころはいっぱいあるんですけどね。
二宮くんの役が当時の若者っぽくなく、今時の若者になってしまってるってのに戦前戦中世代は怒ってましたけどね。
映画という娯楽作品として戦争に疑問を投げかける立場にしたというのは良かったのではないかと。
本当に戦争を知りたいのなら、Ｎスペなりディスカバリーのドキュメント見ればいいことだしねー。

５位　不都合な真実

不都合な真実 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

ある程度知っている情報ではあったのですが、何よりゴアさんのプレゼンが上手いなと。
温暖化を知る切っ掛けになるいい映像だと思いました。
全国の小中学校はあれを買って、子どもに見せるが良い！
しっかし、ゴアさんはポジティブだよなあ。
私はこれを見て、やっぱ人類は滅びる存在だなあ、まあでもいずれ種は滅びるしと思ってしまうネガティブ人間なので。

４位　舞妓 Haaaan！！！

舞妓Haaaan!!! [DVD]

クドカン脚本で、阿部サダヲ主演と来たらもう腹がよじれるほど笑うんだ！と意気込んで行ったのですが、まあ笑えたんですが、結構感動したりもして意外でした。
『木更津キャッツアイワールドシリーズ』みたいな展開かと思ったのに。
柴咲コウちゃんが健気で可愛く、堤真一さんはやらしく、阿部サダさんは変態とキャストもぴったりでした。
もうちょっと笑いたいところだったんですけどねー、良しとしますか。

３位　自虐の詩

自虐の詩 プレミアム・エディション [DVD]

これまた堤幸彦監督で、中谷美紀ティ、阿部寛さん主演で卓袱台返しと来たらもう腹がよじれるほど笑うんだ！と意気込んで行ったのですが、まあ笑えたんですが、涙こらえるくらい泣けてビックリしました。
いや、こらえましたが。
特にただぶたれて耐えてるのみと思っていた美紀ティの過去があまりに悲しい。
そして、きっとＤＶで終わるのかと思いきやまさかのハッピーエンド。
色々と裏切られましたが、それが嫌な裏切られ方ではなかったので３位にランクイン。

２位　夕凪の街　桜の国

「夕凪の街 桜の国」オリジナル・サウンドトラック

これは最早泣きに行きました。
原作がとても良かったのと、予告編がとても良かったのでもう泣きに行こうと。
こらえましたけど（またか）。
２センチくらいの厚さの原作をフルに使い、とても丁寧に描かれていたと思います。
良い原作のものはそのまま殆ど弄らずに出せば良い映画になるものを、何故監督は弄ろうとするかのう。
それと麻生久美子さんはやはりええのう。あの方言もとても可愛らしかった。

１位　Little DJ 小さな恋の物語

Little DJ 小さな恋の物語 Official Photo Book

試写会で行ったのですが、主演が神木くんだという情報と、現・戸次重幸さんが出演するってことくらいで見に行ったのですが、いやあ、びっくりするほど泣けました。
こらえたけど（泣けよ）。
パンフレットからある程度こうなっちゃうんだろうなという予想はついているのに泣けるっていうのは私にとっては稀です。
やっぱ演技力のある人が揃っていたからかしらねえ。
神木くんはやっぱり上手い子役ですね。
もう子役という言葉も使えない年齢になってきたかな。
いい俳優さんに化けてくれると良いなあ。
子役で潰れる人多いもんね。

2007年は映画館で涙を流すことはなかったですねー。
まあ、2008年最大号泣作品は『マリ』で固定じゃないでしょうかなあ。