'07俺ベス 漫画部門20位〜11位

今回最終回を迎えた作品が幾つかあったんですけど、どうも冗長だったのか、「やっと終わったか」と思ってしまいました。
最終回らしいカタルシスもなかったなあ。
「こういう終わり方だよね、想像の範囲内だ」か「なんじゃこりゃ」な終わり方かのいずれかに落ち着いたので、最終回を迎えた作品たち、見事にランク上位には入らず。



今回ランクインしたのは、一気借りまたは一気読みしてはまった長編が多いですね。
本当はランキングとか付けるもんじゃないよなあ、こういうの、とか本末転倒なこと思いつつ、ランクつけました。



まずは20位から11位までを〜、カウントダウン♪



20位 『魔人探偵脳噛ネウロ』 (1)〜(2) 松井優征

魔人探偵脳噛ネウロ (2) (ジャンプ・コミックス)

魔人探偵脳噛ネウロ (2) (ジャンプ・コミックス)

作品そのものというより、ニコニコ動画の影響です。
あまりにネウロ好きの職人さんの作品が素晴らしすぎるんだもの。
作品自体も気になるわ。



19位 『げんしけん』 (1)〜(9) 木尾士目 全巻

げんしけん(9) (アフタヌーンKC)

げんしけん(9) (アフタヌーンKC)

オタクそのものを扱いつつも、大学生活という青春も描いた秀作。
途中から荻上に萌えまくってました。



18位 『鋼の錬金術師』 (16)〜(17) 荒川弘

鋼の錬金術師 17 (ガンガンコミックス (0744))

鋼の錬金術師 17 (ガンガンコミックス (0744))

今回はすべてアームストロング少将に捧げます。
大好きです! 
ああ、こういう女性好きだよなあ、荒川先生。



17位 『君に届け』 (3)〜(4) 椎名軽穂

君に届け 4 (マーガレットコミックス)

君に届け 4 (マーガレットコミックス)

相変わらず可愛いよ、貞子、可愛いよ。
個人的には早々に付き合って、付き合ってからそれから先のこともゆっくりまったり見守っていきたい気がします。



16位 『さらい屋五葉』 (1)〜(3) オノナツメ

さらい屋五葉 第3集 (IKKI COMICS)

さらい屋五葉 第3集 (IKKI COMICS)

昔、フジでやっていた時代劇シリーズのようなオシャレさ。
てか、これドラマ化して欲しいなあ。似合う人いなそうだけど。



15位 『オトメン(乙男)』 (1)〜(3) 菅野文

オトメン(乙男) 第3巻 (花とゆめCOMICS)

オトメン(乙男) 第3巻 (花とゆめCOMICS)

オトメンって発想はなかった! ただの乙女でなく、外見は武士なのがいいですね。
1巻は最高最強に面白かったんだけどなあ。2,3巻が失速って感じなので15位。



14位 『リストランテ・パラディーゾ』 オノナツメ

リストランテ・パラディーゾ (f×COMICS)

リストランテ・パラディーゾ (f×COMICS)

オノ先生の描く作品はまるで映画のようでこれまで読んだ漫画とはまた違った感じ。
帯に書いてある台詞じゃないですが、私もクラウディオが好きなんです。



13位 『eensy-weensyモンスター』 (1) 津田雅美

eensy-weensy モンスター (1) (花とゆめCOMICS)

eensy-weensy モンスター (1) (花とゆめCOMICS)

前作『彼氏彼女の事情』みたいに正反対男女って展開なのですが、飽きは来ないですね。
男子が女子に陥落していく様が大好きな私としては、短編のようですし、次巻期待。



12位 『Gemeinschaft 』 (1)〜(5)全巻 佐伯弥四郎

Gemeinschaft 5 (5) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

Gemeinschaft 5 (5) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

ゼロサムで出している『Arcana』で、なんて面白い人だと思ったのが切っ掛けで単行本買って良かった。
笑えすぎる! 
無茶苦茶なオヤジ様が好きでした。
何故終わる、打ち切りか、打ち切りなのかー!!



11位 『天空聖龍 ―イノセント・ドラゴン』 (3)〜(4) 山口美由紀

天空聖龍~イノセント・ドラゴン~ 第4巻 (花とゆめCOMICS)

天空聖龍~イノセント・ドラゴン~ 第4巻 (花とゆめCOMICS)

山口先生の描く男性の色気にやられています。
ラムカさんが大好きだ! 
3、4巻でカナンの謎が段々解けていくと共に、恋も段々と進みつつありますからね。
今後が楽しみです。



番外
両作品ともに再読だったんですが、前読んだときからしばらく経っていたというのもあって新鮮に読めました。
ランクインしそうなくらい面白かったんですが、再読ってことでランク外。



スラムダンク』(1)〜(31)全巻 井上雄彦

スラムダンク (31) (ジャンプ・コミックス)

スラムダンク (31) (ジャンプ・コミックス)

高校生の頃、はじめて読んだときは、正直花道くんなんていなくて良いのにすら思っていました。
それなのに何ということでしょう。
読み返して最高にかっこいいと思ったのは花道くんでした。最後の山王戦で思わず泣いてしまう始末。
チームに対する愛情といい、バスケにかける情熱といい、花道くんの姿勢には目頭が熱くなります。
良い子だなあ、本当に。
何故この良さに気づかなかったんだ!
晴子ちゃん、絶対花道くんにしておいた方が良いよ! 
でも、この年の頃って、やっぱり流川くんだよなあ。



山田太郎ものがたり』 (1)〜(14)全巻 森永あい

山田太郎ものがたり (第14巻) (あすかコミックス)

山田太郎ものがたり (第14巻) (あすかコミックス)

スラムダンク』と違って、これは読んだ当初と印象変わりません。
相変わらずのブラックな面白さが好きです。
丁度ドラマをやっていたときに、友達から借り直して読んだのですが、ドラマとの違いに笑いが止まりませんでした。
二宮くんが演じたヒューマンドラマ的要素は全くありませんから! 
もっと殺伐とサバイバルしていますよ、山田家。
ドラマから漫画を読んだ人はきつかったんじゃないだろうか。
一番違うのは御村かもしれませんなあ。
櫻井くんの優しさ、爽やかさは漫画版には皆無だもんなあ。
そこんとこの違いも含めて読んで欲しいかも。