ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』も見てきちゃいました。


エヴァといえば、当時ヲタク生活からすっかり脱却して、もうアニメなんて見ない、だって高校卒業したもん、浪人生だもん、もう私、ヲタクじゃないもん、高校3年間、ノンケの人並みにしかアニメも漫画も見てないもんって状態だった私が何の気なしにテレビつけたらエヴァの第一回目で、綾波の最初の登場になんだこのアニメ?ちょっと、ちょっとだけだからと見ていってすっかりはまり、ラストまで見続け、結局私はヲタクから脱却出来ぬのだと諦めたアニメであります(長いよ)。
ああ、そういえば完全一般人(アニメなど全く見ない)Wさんとかに無理矢理エヴァ見させ、劇場版まで引っ張ってたこともありましたなあ。
むごいなあ、当時の私。
今なら一人で行くのに。


当時は本当に「逃げちゃう」「悩んじゃう」「後ろ向きな」シンジくんにシンクロ率200%で(笑)、同属嫌悪しながらも目を逸らせずにエヴァ見てました。
後半の欝展開とか、今まで見てきたアニメの中ではあり得ん展開だったんだけども、当時暗いものにひじょうに憧れを抱いてたのも否めんし、それもなんか気に入っちゃったんだろうなあ、当時の私。
読んでる本が乱歩とか夢野久作とかだったし。
映画版の大画面でこんなシーン見たくないよママンとなり、一旦エヴァから離れたんですが。
第一、意味が全然分からなかったし、個人的にこんななのかなと補完しても補完しきれないし。
それでなんか封印してたんですな、エヴァ


でもインターネットが復旧して、エヴァのLASの二次サイトとか読んでるうちに段々エヴァが懐かしくなってきて、それでこの映画化のニュースでしょ。
なんで今更、お前はガンダムかとか思ったんだけれども、今回の宇多田の新曲聞いてたら、何かエヴァ熱が高まってしまい、気がついたらエヴァのサイトとか探してた(笑)
そしたら、凄い分かりやすく、エヴァについて説明しているサイトがあって、うわあなるほどそういうことかと90%くらいようやく補完されたわけですわ。


気がついたら映画館にいたわけですよ(笑)


つか、ほぼ映画館満員で、大体我々世代だろうと思っていたら、意外と若い20代前半とかいました。


で、本編。
テレビ版を改めて作っているので、流れとか同じなんですが、やっぱり言葉足りないところもあるのでテレビ版全く見てない人にはハードル高いかも。
でも、見てない人にも分かりやすく作ろうって気持ちは伝わった(なにその上から目線)。
まるで同じでもなく、挿入している部分が結構ありました。
確実に違う部分とかあるしね、地下のアレとか。
映像は格段に綺麗になっているので、戦闘シーンは迫力ありました。
声優さんも変わってないし、でもちょっと声の入れ方とか変えてるとは思う。


問題はラストシーンとラストの予告編ですよ。
あれってどういうこと?
アスカ登場以降、完全に展開変わるってことかしら。
まあ、同じモノ作ってもしょうがないしね。
ってそうなると、テレビシリーズがもう一回見たいぞ。
Yahoo!動画で見るしかないか?


ちょっとまだ分からない部分とかあるし、もう一回くらい見そうです、やばい!!
ヲタクの道まっしぐらだよ。


でもフィギュアとか買わんぞ、栗山千明じゃあるまいし!




1995年からテレビで放映され、社会現象にまでなった「新世紀エヴァンゲリオン」から12年。新たなファンのために作られる、劇場版全4部作の第1部。アニメ版第6話「決戦・第3新東京市」の“ヤシマ作戦”をスケールアップさせた意欲作。庵野秀明が総監督を務め、『日本沈没』の樋口真嗣監督が作画コンテ、主題歌を宇多田ヒカルが担当。最先端のデジタル技術が繰り出す映像は圧巻。

世界を壊滅状態へと導いた「セカンド・インパクト」から15年後。14歳の碇シンジは、特務機関NERV(ネルフ)の最高司令官で父親でもある碇ゲンドウから、謎の巨大生物“使徒”と戦う人造人間エヴァンゲリオンパイロットに任命される。使徒との戦いが困難を極める中、地球存続のための任務を背負う彼らは、ある国家規模の作戦を実行に移すことになる。 (シネマトゥデイ