'06俺ベス 小説部門 ランキング


本来順位をつけるのは苦手なんですけどね。
同率にしたいものもあったし。
どう違うかといえば作家の好みだったりして(笑)


10位 京極夏彦 『邪魅の雫』 講談社ノベルス

邪魅の雫 (講談社ノベルス)

邪魅の雫 (講談社ノベルス)

 あの方のあの存在に吃驚。それ以外は待たされた割に微妙。


9位 高田崇史 『QED 〜ventus〜 御霊将門』 講談社ノベルス

QED ventus 御霊将門 (講談社ノベルス)

QED ventus 御霊将門 (講談社ノベルス)

 友達とタタル旅をしたためにランクイン。ミステリでもなくなってきてないか、崇史。


8位 J・K・ローリング 『ハリーポッターと謎のプリンス 上・下』 静山社

ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)

ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)

 謎のプリンス等々想像の範囲内だったけど、我が愛しのスネ氏が活躍したのでランクイン。


7位 東野圭吾 『容疑者xの献身』 文藝春秋

容疑者Xの献身

容疑者Xの献身

 ミステリ云々よりラスト数ページに号泣。なるほど確かにタイトル通り。


6位 歌野晶午 『葉桜の季節に君を想うということ』 文藝春秋

葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ)

葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ)

 ミステリ云々よりそういうことかドチクショウ。葉桜でピンとこなかったなあ。


5位 加治将一 『あやつられた龍馬―明治維新と英国諜報部、そしてフリーメーソン』 祥伝社

あやつられた龍馬―明治維新と英国諜報部、そしてフリーメーソン

あやつられた龍馬―明治維新と英国諜報部、そしてフリーメーソン

 そういう風にも龍馬暗殺をとれるのか。暗殺の容疑者の一つとして、非常に面白かった。


4位 司馬遼太郎 『世に棲む日々』 文春文庫

司馬遼太郎原作 世に棲む日日 CD-ROM

司馬遼太郎原作 世に棲む日日 CD-ROM

 晋作∩(・∀・)∩バンザーイ!! 松陰先生∩(・∀・)∩バンザーイ!! 長州が好きになる一冊。


3位 リリー・フランキー 『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』扶桑社

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

 言わずとしれた今年ナンバーワン作品。ラストにさしかかって大号泣。絶対泣くこと確実のシーンで読むのやめたりしたっけ(笑)


2位 浅田次郎 『椿山課長の七日間』 朝日新聞社

椿山課長の七日間 (朝日文庫)

椿山課長の七日間 (朝日文庫)

 涙なしでは読めませぬ。特に課長のお父さんの話は。爺に弱い私への挑戦か?(笑)


1位 浅田次郎 『天切り松 闇がたり』 集英社

闇の花道―天切り松 闇がたり〈第1巻〉 (集英社文庫)

闇の花道―天切り松 闇がたり〈第1巻〉 (集英社文庫)

残侠―天切り松 闇がたり〈第2巻〉 (集英社文庫)

残侠―天切り松 闇がたり〈第2巻〉 (集英社文庫)

天切り松 闇がたり3 初湯千両 (集英社文庫)

天切り松 闇がたり3 初湯千両 (集英社文庫)

天切り松 闇がたり〈第4巻〉昭和侠盗伝

天切り松 闇がたり〈第4巻〉昭和侠盗伝

 文句なし! 今年のダントツの一位です!!
 一味がまた粋でかっこいいし、松じいちゃんも物凄くかっこいい。まず、伝法な口調ってのがいいですよ。
 話も浅田次郎の真骨頂って感じで人情味溢れてるし、まあ、泣いた泣いた。
 4巻目で黄不動にショックを受けております。
 黄不動大好きですーー!