オペラ座の怪人


劇団四季の『オペラ座の怪人』を見てきました。
びっくりするほど映画が再現されていました。
あ、逆か(笑)
そう考えると、映画って忠実にミュージカルを再現していたんだなあと、改めて映画の凄さを感じたり。
色んな仕掛けが随所に組み込まれていて、とても楽しかったです。
やっぱりエンタテイメントだなあ。


歌はねー、映画と比べちゃだめよねー。





1905年、パリ・オペラ座の舞台上。オペラハウスの所有物がオークションにかけられている。車椅子の老人はその中の一つ、張子のオルゴールに手を止める。かすかな、懐かしい旋律を奏でるオルゴール。そしてシャンデリアを覆っていたベールが取り払われた時、パイプオルガンの荘厳な響きとともに時は半世紀を遡り、豪華絢爛なオペラ座を舞台にした愛憎渦巻く悲劇の幕が開く――

 ガストン・ルルーの原作をもとに、オペラ座の地下深くに棲む“オペラ座の怪人”と歌姫クリスティーヌの悲恋を美しく厳かに描くこのミュージカル『オペラ座の怪人』は、1986年ロンドンにて幕を開けました。『ジーザス・クライスト=スーパースター』『キャッツ』『エビータ』など世界的ヒット作を次々と生み出す時代の寵児アンドリュー・ロイド=ウェバーによるこの作品は瞬く間に大ヒットロングランとなり、ロンドン、ブロードウェイのチケットは「最も手に入りにくいチケット」と呼ばれるようになったのです。
 1988年、劇団四季による日本初演の幕が開きました。東京を皮切りに大阪、名古屋、札幌、そして’96年の福岡公演と各地でロングラン公演を続け、新世紀に入ると2001年の仙台・広島・静岡3都市に続き、2002年には京都で初のロングラン公演に挑戦。1年を超える公演を成功させると2003年6月には8年ぶりとなる福岡で幕を開けました。『オペラ座の怪人』は世紀が変わっても時のうねりを縫い、人の心の中に棲み続けているのです。
 「ここまではまったミュージカルは他にない」「上演してくれないと禁断症状が出そう」など、たくさんの再演希望が寄せられる中、5年ぶりの東京公演が開幕しました。そして圧倒的な反響にお応えし、12月までの延長が決定しています。大人の街、東京・汐留で繰り広げられる19世紀グランドロマンの世界。きっとあなたもその虜になることでしょう。