メエメエさん 白ヤギさん


友人が友達の誕生日プレゼントを買いたいと言うので雑貨店に入った。
適当に店内を回っていると、悩殺してくる可愛いアンチクショウがいる。


メエメエさんというぬいぐるみのシリーズらしい。
白ヤギさんというヤギのぬいぐるみだ。


触ってみる。
モフモフしている。
触り心地が物凄く良い。
赤ん坊であれば触って一発で夢の世界に行ってしまえそうな触り心地のよさだ。


しかも、このぬいぐるみは立てない。
赤ん坊のヤギよろしく、立たそうとするとふるふると震えてしゃがみこんでしまう。
何だか『アルプスの少女 ハイジ』に出てくるユキちゃんのようではないか。
「立つの! 立つのよ! ユキ!
 ユキの意気地なし、わからずや!」(違います)


可愛い。
物凄く可愛い。


いかんいかんと首を振る。
私は最近ぬいぐるみが増殖中なのだ。
ぬいぐるみを買うなんぞ、モラトリアムの証拠だ。
これ以上大人気ない、ピーターパン症候群の大人になってどうする。
ええい! あきらめるのだ!!


そんなわけで今、白ヤギさんが家にいます。