NO MORE映画泥棒


 吉井和哉の映画「YOSHII CINEMAS」が公開されたことを記念して、昨日1月11日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて舞台挨拶が行われた。

「YOSHII CINEMAS」は、2013年にソロデビュー10周年を迎える吉井のソロ活動の軌跡を追った3部構成の映像作品。YOSHII LOVINSON時代から現在までを追ったドキュメンタリー「LOST 誰が彼を殺したか」のほか、内田けんじ監督による短編「点描のしくみ Queen of Hearts(予告編)」、昨年末に行われた全国ツアー「YOSHII KAZUYA .HEARTS TOUR 2012」の模様も同時上映される。

この日の舞台挨拶には吉井本人が登壇。予告編の形を取った短編作品「点描のしくみ Queen of Hearts」について訊かれると、「(本編は)皆さんの心の中で勝手に作ってもらうのがいいかなと。本編作ろうとするとすごいお金かかっちゃう(笑)」と答えつつ、作品がフィルム撮影だったこと、撮影に3日間を要したことなどのエピソードを明かしていく。今後長編作品に出演する可能性はあるかという質問には「いや、ないですね(笑)。滑舌が悪いんですよ! だいぶ噛むんですよね……」と消極的な姿勢を見せたが、ジブリ作品に登場する変わった生き物の声優ならやってみたいと話し、集まった観客を笑わせた。

また「LOST 誰が彼を殺したか」には俳優の品川徹大野拓朗が“吉井和哉”役として出演しており、途中からはこの2名も舞台挨拶に参加した。品川は吉井を「とてもバイタリティがある。表現者としての孤独を持ってる人だと思います」と絶賛。大野は「吉井さんって大人の色気がある方じゃないですか。僕は真逆で『かわいい』って言われるタイプなので役作りが大変でした」と裏話を打ち明けた。

その後吉井は2月から始まる全国ツアー「TOUR 2013 GOOD BY YOSHII KAZUYA」について「あまり今までやってない曲もやります」と予告。1月23日リリースのベストアルバム「18」が完成したことには「ほんとにうれしいです。ホッとしてます」と安堵の表情を浮かべた。そして最後には「NO MORE、映画泥棒!」と力強くメッセージを送ってステージを後にした。



この舞台挨拶行きたかったなあ。
でもやっぱ「点描のしくみ Queen of Hearts」は予告編だけなのね、安心した。
だって棒なんだもんよー(笑)



18(初回限定盤)(DVD付)

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