'07俺ベス 漫画部門トップ10

10位 『砂時計』 (1)〜(10) 全巻 芦原妃名子

砂時計 (10) (Betsucomiフラワーコミックス)

砂時計 (10) (Betsucomiフラワーコミックス)

ザッツ少女漫画。
昼ドラになりそうだと思っていたら本当になってましたね。
主人公のトラウマを乗り越えようとするけれど、何度も挫折する様が良かったです。
だって漫画って飛んでもないトラウマを彼氏ができた(はーと)くらいで簡単に乗り越えちゃったりするじゃないですか。
流れ的に別れて終わりかと思いきや、そこは少女漫画らしく見事に着地したところにも拍手。



9位 『ライフ』 (1)〜(15) すえのぶけいこ

ライフ(15) (講談社コミックス別冊フレンド)

ライフ(15) (講談社コミックス別冊フレンド)

ドラマを先に見て、漫画を読み始めました。
いやあ、面白いね、ネタとして(笑)
特にマナちゃんが。ホラー映画も真っ青な形相になったりするシーンが特に良かったです。
マナの彼氏(名前忘れた)がドラマでキレた演技をしていたので、漫画でもと期待していたのですがこっちは期待はずれでした(笑)
展開も素晴らしいですよね。
常人ではクラス全員が授業ほっぽり出して「土下座!」なんて叫ぼうとは。
高校生、こんな幼いのか?
今後もマナの超絶表情に期待したいと思います。



8位 『皇国の守護者 (4)完結 佐藤大輔, 伊藤悠

皇国の守護者 5 (5) (ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ)

皇国の守護者 5 (5) (ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ)

何故終わるのですか。・゜・(ノД`)・゜・。
もしかして打ち切りですか?
ウルジャンを買っていればこんなことにはなりませんでしたか?
まだまだ直衛を見ていたかったのに!
直衛の、そしてこの戦争の動向を見つめていたかったのに!!
悔しくてなりませんよ、ドチクショウ。
しかも、原作に手を出したとしても、原作が完結してないどころか無期限停止状態ってどういうことですか、冨樫病ですか?
でも原作に手を出しそうだなあ。
このままじゃ終われないよ。・゜・(ノД`)・゜・。



7位 『働きマン (1)〜(4) 安野モヨコ

働きマン(4) (モーニング KC)

働きマン(4) (モーニング KC)

普通に漫画として面白かったです。
ストーリー的にも展開的にも文句はないです。
が!
ないが故にあまりここに書くこともないなあ(酷)。



6位 『家庭教師(かてきょー)ヒットマンREBORN!』 (9)〜(16) 天野明

家庭教師ヒットマンREBORN! 16 (ジャンプコミックス)

家庭教師ヒットマンREBORN! 16 (ジャンプコミックス)

借りてきたのを読むくらいのレベルでしかなかったのですが、ここんところの天野
先生の驚くくらいの画力のレベルアップに思わずランクアップ。
格好良くないキャラが主要メンバーにいないくらい格好良いですよ。
特に大人ランボとか大人獄寺とか大人山本とか本当にどうしたらいいの!ってくらいの萌え!!
完全に萌え漫画ですわ、これ!
カップリング的にもツナを京子ちゃんが「つっくん」とか呼ぶ萌えシーンもあり、きちんと私の萌えを補完してくれています。
良い作品だなあ、これ。



5位 『もやしもん ―TALES OF AGRICULTURE』 (4)〜(5) 石川雅之

もやしもん(5) (イブニングKC)

もやしもん(5) (イブニングKC)

作品そのものというより、アニメの影響でこの位置です。
現在の萌えレベルランキングなら1位なんですが、あくまで漫画のランキングだもんね。
いや、漫画も良かったですよ。
長谷川さんの今後とかも気になりますけどね!!
アニメの動くオリゼーがあんんんんんまりに可愛くて、オリゼーのぬいぐるみヤフオクで落としたり、限定版の6巻注文したり、モネラ界の住人達のデスクトップトイをダウンロードしたり、パソコン開けるたびフジテレビのガチャガチャサイト回してモネラ界の住人をパソコン上に増やしたり、思わずDVD特典付き第1巻注文したり、ニコニコ動画で高画質のアニメOP毎回見たりしていますが、中毒ではないですよ、ええ。
病気でも馬鹿でもありません。



4位 『よつばと!(1)〜(6) あずまきよひこ

よつばと! (6) (電撃コミックス)

よつばと! (6) (電撃コミックス)

とにかくよつばちゃんたちのほのぼのとした日常生活が可愛くて仕方ありません。
一つ一つのお話を語れば、なんてことのない日常の光景なんだけど、実はどこにもそんな転がっていないよな。
ある意味ファンタジー漫画なのかも、これ。
よつばちゃんの出生の秘密とか何一つ語られませんがやはりそんな現実的なモノは何一つ語ってくれなくていいかも。
絵が可愛いってのはあるけど、変な萌えのない、でも面白いというひじょうに珍しい漫画ではあるよなあ。



以下3位は一気に今年はまったもの故ランクイン。
ある意味今年の私を象徴してるよ。



3位 『桜蘭高校ホスト部 (1)〜(11) 葉鳥ビスコ

桜蘭高校ホスト部 第11巻 (花とゆめCOMICS)

桜蘭高校ホスト部 第11巻 (花とゆめCOMICS)

一気にはまりました。
荒唐無稽とも言える設定と展開なんですが、某ハーレム少女漫画のように「完結したら売ったるわ」というやさぐれた気持ちにはならないなあ。
どっかで誰かも書いてましたが(作者だっけか?)、登場人物が人生の壁といえる出来事にぶつかっているんだが、とっくに乗り越えているから、登場人物達がさっぱりしてるのかなあ。
ちなみに、私は須王先輩を勝手に「恋をした榎木津の少年時代」と名付けています。
私のイメージする榎さんのビジュアルまんまなんだよなあ。



2位 『トリニティ・ブラッド (1)〜(9) 吉田直, 九条キヨ

トリニティ・ブラッド 第9巻 (あすかコミックス)

トリニティ・ブラッド 第9巻 (あすかコミックス)

考えたら小説のトリブラにはまったのもこの漫画をブコフで立ち読みしたときからだわ。
異形のものが異形であることに苦しむっていう設定は大好き中の大好きで、なおかつその人が普段穏和だけど、実は最強の力を持ってるなんてのも大好物中の大好物なので、立ち読みした時点から買うことは決まっていたと言って過言ではないなあ。
流血もの嫌いじゃないしね。
ファンタジーだと思わせて、実はSFだっていう設定も大好きですし。
九条先生には吉田先生の遺志をくんで、Canonを元にトリブラを完成させて欲しいなあ。



1位 『夏目友人帳 (1)〜(4) 緑川ゆき

夏目友人帳 4 (花とゆめCOMICS)

夏目友人帳 4 (花とゆめCOMICS)

とにかく泣けました。
夏目くんが交流する妖怪達が兎角健気で優しくて暖かく、それに接する夏目くんがまた暖かい。
やはり高校生は清らかな気持ちでないとなあ(「ライフ」に対する全否定か(笑))。
妖怪達によって人生を狂わされているのに、今や憎むことなく真っ直ぐ一つの命として妖怪に接している夏目くん。
いやあ、ピュアホワイツ☆
考えたら異形なものと学生という組み合わせは幼児の頃から大好きなので、この作品を好きになるっていうのはもう必然だなあ。
百鬼夜行抄みたく長期連載して欲しいなあ。