憑神


映画『憑神』見てきました。


原作がまた泣けてしまったものだから(次郎マジック)、キャスティングが絶妙だったものだから、期待して行ったのがそもそもの間違いだったのだ、うん、きっとそうだ。


原作あり映画は期待しないことに決めていたのに。
うん、私がいけない。


でも最後の最後はいらないと思うよ。




激動の幕末を舞台に、しがない下級武士が3人の災いの神様に取り憑(つ)かれて奮闘する姿を描いた時代劇ドラマ。1999年に公開され大ヒットした『鉄道員』の原作・浅田次郎と監督・降旗康男のコンビが8年ぶりにタッグを組み、時代が移りゆく世相の中で、武士としての本分を取り戻していく若きサムライの生き様を活写した。人生の意義に目覚める主人公の妻夫木聡をはじめ、災いの神様にふんした西田敏行赤井英和ら演技派たちによる掛け合いも見もの。

うだつのあがらない下級武士の別所彦四郎(妻夫木聡)は、ささやかな出世を願って神様に懇願するが、祈る稲荷を間違えたために貧乏神・疫病神・死神という3人の災いの神に取り憑かれてしまう。社会や家からのけ者扱いされて日々を過ごしてきた彦四郎だったが、突然の災難に見舞われたことによって、次第に自分の人生の意義について目覚めていく。 (シネマトゥデイ